学校日記

2017.6.8 過去30年間の梅雨のデータを見ると…

公開日
2017/06/08
更新日
2017/06/08

校長室から

東海地方は、昨日、梅雨入り宣言をしました。平年が「6月8日」というのですから、ほぼ同じ時期です。梅雨明けの平年日が、「7月21日」というのですから、約40日間、ジメジメ・ムシムシといった、次期を過ごさなければなりません。
(※ちなみに、梅雨入り・梅雨明けの日付は確定日ではなく、気象庁HPにも「○月○日ごろ」という書き方がされています。ここでは、「ごろ」ではありますが、仮に確定日として日付を表し、日数を計算しています)

気象庁HP内にある各種データ資料の「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海」を見ると、一口に梅雨と言っても、その年々によって、随分と様子が違うことが分かります。

上図は、1987年〜2016年の過去30年間のデータですが、梅雨入りから梅雨明けされた間の日数と、梅雨の時期(6〜7月)の2ヶ月間の降水量の平年比(%)を表したものです。

データを見ると、2009年のように、6月3日〜8月3日と、なんと62日間という長い梅雨もあれば、1994年のように、6月7日〜7月11日と、逆に35日間という短い梅雨もあります。1994年などは、降水量の平年比が51%というのですから、いかに短く少ない雨だったか、ということが分かります。

しかし、ずっと過去を紐解いてみると、1962年には「40日間で165%」、1974年には「40日間で170%」などという、毎日のように雨が降るような梅雨もあり、ドキッとさせられます。万物を潤わす雨に対して、ワガママを言って申し訳ないのですが、多すぎるのは辟易しますね。

というように、なかなか予想が立てにくい、梅雨の期間や降水量ですが、7月20日ごろまでは、雨と上手につきあっていきたいものです。

(※関係サイトはこちら↓)
気象庁|昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海

(※上図グラフは、サイトよりデータを引用し、私(校長)が作成したものです)