2017.7.10 朝礼校長講話
- 公開日
- 2017/07/10
- 更新日
- 2017/07/10
校長室から
今日は、以下のような講話をしました。
毎日蒸し暑い日が続いています。そろそろ梅雨明けが待ち遠しいですね。
ちなみに、今年の梅雨入りは、いつ頃か覚えていますか?6月7日です。もう一ヶ月が経ちました。
梅雨で雨が続くと「うっとうしいな」と思うところがあるかもしれません。しかし、無くてはならない梅雨です。この梅雨の雨のよいところはなんでしょうか。
まず、ダムに水を貯めることができます。水を多く使う夏に向けて、しっかり水を貯めておくことができます。
また、夏野菜など、農作物は、この雨でスクスクと育っていきます。
このように無くてはならない梅雨の雨です。
しかし、知っているとおり、九州では、大変な災害が起きています。被害が広がらないことを願うところです。児童会を中心に、募金活動などもできるといいかもしれませんね。
ところで、そんな「雨」ですが、漢字は1年生で習います。
では、「雨」がついている漢字は、他に、どんな漢字があるでしょうか(雪、雲、雷の声が多数あがる)。
小学校では、2年生で「雨」がつく漢字は、全て習ってしまいます。
「雪、雲、電」の3文字です。「電」は雨と関係ないように思うかもしれませんが、「いなづま」という意味のある漢字です。どれも、雨に関係する漢字なのですね。
中学校になると、さらに、多くの「雨」がついた漢字を習います。難しそうな漢字がたくさんありますね。しかし、「雷」「霧」「露」など、多くが、雨や気象現象に関係する漢字です。
調べてみると、実は、まだまだ「雨」がついた漢字があります。
・水滴が落ちる様子を表した「雫」
・「薄い虹」を表す「霓」
・氷のような塊が降ってくる現象の「雹」
・雪が少し大きくなった塊となってパラパラと降ってくる「霰」
・屋根などを伝って、雨が落ちてくる「霤」
・太陽の光が見える程度の霧のような現象の「靄」
などの漢字があります。
どれも、雨や気象現象に関する漢字ですね。
実は、このような漢字は、40字ほどあるようです(「えーっ!?」という声)。
今回、お話ししたように、漢字1つからでも、読みだけでなく、意味を知ったり、その気象現象を知ったり、様々なことを知ることができます。
「おや?」「なんだろう?」と思ったら、調べてみるといいですね。