2017.7.21 雨水貯留施設
- 公開日
- 2017/07/21
- 更新日
- 2017/07/21
校長室から
昨日午後、古知野北小学校の運動場の土の下にある「雨水貯留施設」という、雨水を貯めるための大きな池(タンク)の点検をしていました。
最近にニュースでご存じの通り、特に今年は、短時間で想定を超える量の雨が降り、川の氾濫や、土砂崩れなど、大きな災害をもたらし、私たちを困らせています。
そんな、突然の豪雨による急な川の増水を防ぐための工夫として、「雨水貯留施設」というものがあります。ちょうど、本校の運動場南側にあるバスケットボールのコートの地下に位置します。
これは、市内を流れる青木川への急激な雨水の流出を防ぐために、一度、この池に貯め、雨が止んでから、青木川へ放流するためのものです。
中学校のように大きな運動場には、大きな池が作られていますが、古知野北小学校は、中学校に比べると、小さめのものです。と言っても、その量は「1,500立方メートル」もありますから、ずいぶんなものです。およそ6〜7教室分の雨をためこんだ量になります。
昨日は、正常に作動するかどうか、タンク内の水の量などを確認していました。
ちなみに、作業員の方に尋ねてみると、14日(金)のこの地方も冠水した雨は、各校のタンクにかなり水が流れ込み、深さ数mの貯水量だったそうです。しかし、本校はわずか50cmだったとのこと。「いったい雨水はどこへ?」と疑問が残りました。
今年は、前半の空梅雨から、後半の梅雨明け直前は、特に、各地で大きな被害をもたらした「ゲリラ豪雨」。
なお、先日、児童会主催で集めた、九州北部豪雨の義援金は、ちょうど今日、係の先生の手によって、日本赤十字に振り込まれました。有効に使っていただけることを願っています。