2017.7.29 世界青少年発明工夫展2017
- 公開日
- 2017/07/29
- 更新日
- 2017/07/29
校長室から
今日は、名古屋市港区にある「ポートメッセなごや」で行われている「世界青少年発明工夫展2017」に行きました(本日まで開催)。「ロボカップ2017名古屋世界大会」と会場は隣り合わせになっています(写真上段)。
会場には、「豊田佐吉翁生誕150周年」を記念に設けたミュージアムや、愛知の企業の従業員が効率よく仕事をするために生み出した「発明」や、企業の体験コーナーなど、見所がたくさんありました。
しかし、何と言っても興味深いのは、アジアを中心とした15の国と地域から集まった青少年による発明品約150の発明品が一つ一つ並んでいるブース(写真下段)。
それぞれのブースでは、ブースに訪れた人に、発明品の使用方法やポイントを説明します(写真右下)。通りがかると、チラシを配ったり、声をかけてきたりして、積極的にアピールする青少年がたくさんいました。
その声かけにのっかり、話を聴くと、どの国の青少年も英語で一生懸命に説明をしてくれます。
中には、台湾の9歳の男の子が、GPSで追跡可能だったり、ファスナーを開けるとブザーが鳴ったりする「盗難防止リュックサック」を説明してくれたり、マレーシアの10歳の女の子が、入れた本などの重さを知らせてくれる「重さお知らせランドセル」を説明してくれるなど、小学生が熱く語ってくれたのが印象的でした。
また、電子部品をかけ合わせた、高度な発明があったり、逆に「Non-electrical & Low cost」(電気不要で安価)を売りにしているシンプルな発明もあったりと、発想の幅の広さに感心するばかりでした。
しかし、「便利な時代だなぁ」と思ったのは、デジタル機器を駆使して、プレゼンしたり、コミュニケーションをとったりできるということ。タブレットで、動画を再生したり、会話の補助に、スマートフォンで「ロシア語 → 英語」に訳して示してくれたりし、少しでも理解してもらおうと上図にデジタル機器を駆使するあたりは、現代っ子のすごいところです。
ちなみに、過去の記事「2017.7.9 世界青少年発明工夫展2017」で触れたように、一宮市で行われる「発明くふう展」の延長にあるものです。夏休み前に全児童に、ちらしを配っているので、興味のある古北っ子はぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。年々、古北からの参加者が増えていますよ!
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