学校日記

2017.9.16 体育の授業以外で行っているスポーツ

公開日
2017/09/16
更新日
2017/09/16

校長室から

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玩具メーカーの「株式会社バンダイ」では、「こどもアンケート」という調査を実施しています。これは、1995年4月より続いているもので、すでに20年以上が経ち、アンケート数は230を超えています。

主にこどもたちやその家族に関する様々なアンケートがデータを見ることができますが、20年以上も経っていると、現在と、その時代の意識の差が見つかるものもあり、なかなか興味深いところがあります。

最も新しいアンケート結果が、9月7日に発表されていますが、調査内容は「小中学生のスポーツに関する意識調査」というもの。

「体育の授業以外で行っているスポーツは何?」という問いに対し、男女共に、「水泳」「テニス」が上位に。しかし、男子では、1位の水泳とほぼ変わらぬ値でサッカーが2位となり、最近のサッカー人気がしっかり数値でも表れています。私が小学生の頃に経験してきた野球は、今や5位で、値としては、サッカーの約1/4となっています。昭和の時代は、圧倒的に野球人口が多かったものですが…。

ちなみに、2004年には、「憧れのスポーツ選手は誰ですか?」という調査がありますが、男子のベスト10には、「松井秀喜」「イチロー」と野球選手が1・2位に。続いて「ベッカム」「中田英寿」のサッカー選手が続きます。しかし、ベスト10には、野球選手が先の二人も含めて、計6人も名前を連ねていたのです。13年前には、サッカーブームは到来していたものの、まだまだ根強い人気があったようです。ところが、今では、「本田圭佑」「錦織圭」と1・2位が並んでいます。

様々なスポーツに取り組める環境が整ってきたことが、こうした、幅広いジャンルのスポーツに取り組む子どもたちが増えてきたのでしょう。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、それぞれのジャンルで、力をつける子どもたちが増えてほしいものです。

(※関連サイトはこちら↓)
バンダイこどもアンケート
Vol.238「小中学生のスポーツに関する意識調査」 結果(PDFファイル)