2017.9.30 コミュニティ・スクールに向けて
- 公開日
- 2017/09/30
- 更新日
- 2017/09/30
校長室から
下記の「北部中体育大会 2」で紹介したように、今年度からの試みとして、北部中学校の体育大会に校区の小学校(草井小・古北小)の児童が参加する競技がありました。勝敗に関係なく、楽しみながら参加できる「玉入れ」です。
昨年まで、北部中学校北門前の幼稚園と連携して、園児が玉入れを行っていましたが、その枠を広げた形です。同時に、地域の大人の方にも参加いただいていました。
これまで、「小学校の児童が中学校へ、中学校の生徒が小学校へ足を運ぶ」というと「小中連携活動」の一環で「小学生が抱く、中学校に対するイメージの垣根を低くする」という意味合いで実施をしていました。
しかし、ご存じの通り、北部中学校区の北部中、草井小、古北小の3校が、平成30年4月より、「コミュニティ・スクール」となります。そこで、今回の玉入れは、北部中学校区の地域の児童や大人に幅広く参加をしてもらうことで、体育大会が、コミュニティ・スクールに向け、少しでも地域と距離を近くすることを狙っているようです。
私が勤めていた、前任の中学校でもそんなコーナーを設けていましたが、見ている人からも「中学生の姿を見に来たものの、とても微笑ましくて良かった」という声をいただいたこともありました。年々、小学生の参加率も高くなった記憶があります。こうした企画は、なかなかよいものだと思います。
現在、本校運動会では、「地域対抗綱引き」「新入児かけっこ」が、そんな位置取りを占めています。他にも、そんな企画があるといいのですが、従来の形で、新しくプログラムに加えようとすれば、現在のスケジュールを考えると、なかなか難しいところがあります。
よって、運動会のみならず、様々な場面を通して、地域との距離を短くできるよう、研究をしていきたいと思います。
いずれにしても、ねらいは、地域の皆様の学校を知っていただき、より、本校の教育活動に関心をもっていただき、お力添えをいただくことです。今後の、本地区のコミュニティ・スクールに向けての活動に、ご理解・ご協力をお願いしたいと思います。