学校日記

2017.10.2 要請訪問による授業研究

公開日
2017/10/02
更新日
2017/10/03

校長室から

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本日午後に、本校で「要請訪問」がありました。これは、本地区(丹葉地区)にある、事業の一つで、3市2町で構成される、「丹葉地方教育事務協議会」という組織が実施するものです。

突然の専門用語の羅列に「何?」と思われる方もみえると思うので、今日は、機会をとらえて、教育業界用語を以下に解説させていただきます。



【丹葉地区】
 教育行政の区域割の地区名です。江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の3市2町で構成される地区です。
【教育事務協議会】
 地区の教職員の研修会を計画・実施したり、学校を訪問し、実情や問題点を把握したりするなど、学校教育の充実を図るための様々な事務を複数の自治体共同で行うものです。小さな自治体は、こうした教育事務協議会を設置することが多くあります。本地区では、上記の3市2町で構成されています。
【要請訪問】
 各学校の現職教育に教科指導員を派遣し、教科・領域の専門的な指導を行うことにより、授業力の向上と現職教育の充実を図るものです。
【教科指導員】
 各校の現職教育の充実や活性化及び教職員の資質向上を図るために、事務協より委嘱された教員のことです。本地区には、16の各科・各領域に渡って、計24人の先生方が、学校を訪問し、指導・助言をします。
【現職教育】
 既に教職に就いている先生たちが、新しい知識を身につけ、教育の質や技術を高めるために行う研修です。


ということで、本日の出来事を平たく言うと、「算数の教科指導員にお越しいただき、5年2組の算数の授業にて、授業研究を行い、本校の実践に対して、指導・助言をいただいた」ということになります。

このような校内研修を行うと、授業者の先生はもちろん、その授業に参観する先生方も、勉強になります。これは、海外の教育関係者も、それぞれの国で取り入れようとしているほどの、教員の力量を高めるためのポピュラーな研修の一つです(写真上:授業中 下:研究協議中)。

ちなみに、5年2組の児童は、多くの先生方に囲まれても、さほど緊張することなく、授業に参加していました。さすがです。
学校現場では、子どもたちのために、毎年、こうした取組を多くの職員で実施しながら、力量向上を図っています。