学校日記

2017.10.13 「読書の秋」に寄せて…

公開日
2017/10/13
更新日
2017/10/13

校長室から

「ごん、おまえだったのか、いつもくりをくれたのは…
 ごんはぐったりと目をつぶったまま、うなづきました」
 
フィナーレが印象的な新美南吉の名作「ごんぎつね」。ちょうど、4年生の国語は、この時期、教科書の「下」に入り、「ごんぎつね」を学習しています。
この「ごんぎつね」は、昭和31年に初めて国語の教科書に登場すると、7社が採用し、以来、ずっと掲載され続けている名作です。

4年生では、ブックトークも行い、「新美南吉の世界」について学ぶ機会がありました。図書館入ってすぐのところに「新美南吉コーナー」が設けてありますが、幸いにも、何冊かが貸し出されています(写真下)。

特に、新美南吉が「同じ愛知県民」だったということを知ると、よけいに親近感も湧き、物語にも興味が湧いてくるようです。

ちょうどこの季節に学習する国語の読み物には、名作が多くあります。大人になった私たちが読むと、ちょっと薄らぎつつあったストーリーが鮮明によみがえるようで、楽しみながら読むことができます。

季節は「読書の秋」でもあります。名作に触れ、親子で、そんな物語について語り合うのもいいかもしれませんね。