学校日記

2017.10.15 幼少期のあそび体験は…

公開日
2017/10/15
更新日
2017/10/15

校長室から

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あそび道具やあそび環境の創造やあそびの研究をしている(株)ボーネルンドは、10月3日、「体育の日」を機に「体を動かすあそび」と「スポーツ」の関係性にする調査の結果を発表しました。

同調査は、全国の20〜50代の男女1600人を対象に実施されたもので、なかなか興味深い結果が出ていました。

調査結果のまとめとして、以下のような要点が挙げられています。



・体を動かすあそびが好きだった人ほど、スポーツにも積極的
・体を動かすあそび・スポーツともに好き/嫌いになる理由として、「楽しさ」は重要
・「スポーツ好き」になるかどうかは、過半数が小学校低学年までに決まる
・体を動かすあそびが好きだった人ほど、大人になってからのスポーツ習慣を持つ
・体を動かすあそびが好きだった人ほど、身体的な不安が少ない
・8割以上の人が、あそびの経験はその後のスポーツにとって大事だと回答


まとめると「体を動かすことが好きになれば、スポーツも好きになり、その習慣がもて、身体的な不安が少なくなる」ということになります。

では、根本にある「体を動かすことが好きになる」にはどうすればいいのでしょうか。アンケート内には、「子どもは遊ぶことで、楽しみながら体を動かし、そのなかで基礎的な運動能力を育むことができます。こうして段階を踏んだ上でスポーツに触れることが、子どもがスポーツ好きになる重要なポイント」とあります。

まず遊ぶ。そして、一気に難しいことをせずに、基礎的な運動能力を身につけ、段階的に様々な運動をすることで、イメージした体の動きができるようになり、結果、運動好きになるようです。そうすれば、生涯にわたって、スポーツを続けられるようになるようです。

自由に伸び伸びと外遊びを積み重ねていくことが大切なようです。幼い頃は、屋内でじっと座ってゲームばかりするのではなく、やはり、元気に体を使って遊びましょう!

(関係サイトはこちら↓)
ボーネルンドオフィシャルサイト
「体を動かすあそび」と「スポーツ」の関係性に関する調査(プレスリリース)(PDFファイル)