2017.10.26 戦略マップ
- 公開日
- 2017/10/26
- 更新日
- 2017/10/26
校長室から
つくばでの研修も4日目となりました。残りは、明日のみです。
3日目の昨日は、「学校の戦略マップ」を作るという実践をしました。
学校は、地域によって、その雰囲気や特色は異なり、様々な要因があります。また、学校組織内にも、強みや弱みがあります。
学校をよりよくしようとするならば、目指す学校像を明確にし、そこに向かって、具体的な手立てを講じます。マイナスと考えられる要因や弱みを「0」または、「プラス」や「強み」に変え、さらに、もとから存在するプラスの要因や強みを生かし、伸ばすための方策を考えます。
この日は、仙台の先生と、島根県の先生と、長崎県の先生と私の4人で、仙台の小学校について検討しました。
実は、愛知県でもこの研修を受講したことがあるのですが、県外の、教育環境が異なる学校について熟考することは、よい学びの機会となりました。
作成後は、ポスターセッション形式でプレゼンテーションをし、他のグループの発表を聞いて回ったり(写真)、校種(小・中・高)別に代表の学校の発表を聞いたりしましたが、どの学校もしっかりと考えられた「戦略マップ」となっており、またまた勉強になりました。
特に、印象に残ったのは、地域の力も借りながら改善を図るというアイデアが多かったということ。本校も次年度より「コミュニティ・スクール」となりますが、その方向性は間違っていないようです。
企業や行政もこうした手法を重ね、ビジョンに向けた業務改善や実践をすると聞きます。学校現場でも取り入れると、様々な可能性が見えてくる手法であると、改めて感じました。