2017.11.3 わが家のお手伝い成功&失敗談 その1
- 公開日
- 2017/11/03
- 更新日
- 2017/11/03
校長室から
「子とともに ゆう&ゆう11月号」の特集は「わが家のお手伝い成功&失敗談」というもの。
これから年末が近づくにつれて、ネコの手も借りたくなるくらい忙しくなるかもしれません。そんな中、我が子に「お手伝いの習慣」がついていると、随分助かるものです。
しかし、小学生がするお手伝いと言っても「靴の整頓」「ポストから新聞をとってくる」などの簡単なものから、「植物・ペットの世話」「お風呂掃除」まで、幅があるようです。
おそらく、簡単なことから始め、段階的にステップアップしているところもあるでしょう。
では、実際に、お手伝いをする子どもたちは、どんなことを感じているのでしょうか。誌面に掲載されていた「お手伝いをして、よかったなと思ったことや、嫌だった・悲しかったことは何ですか」について、以下に引用・掲載させていただきます。
★してよかったと思ったこと
・ 毎日、花の水やりをして、成長するのを見ていって、花が咲くのがとても楽しみだった。きれいに咲いた時は、とてもうれしかった。(小5)
・ 晩ご飯の手伝いをしていて、今では一人で作れるものも増えた。上手にできるようになってうれしいし、「ありがとう」と言ってもらえると、やってよかったなと思う。(小5)
・ 自分で何でもできるようになるのがうれしい。そのことで、親が喜んでくれたり褒めてくれたりした。(小5)
・ やってみて、家事などの大変さが実感できた。親のありがたさがわかり、よかった。(中2)
・ 自分からすすんでしたことに親が気づいてくれて、「ありがとう」と言ってもらえると、やってよかったと思う。(中2)
・ 親に全部やってもらわずに、自分でしていると実感できるのがとてもよかった。自分のやったことが家族のためになって、少しでも役に立てていることがうれしい。(中2)
▲嫌だった・悲しかったこと
・ やりたかったけど、上手にできなかった。お母さんを困らせてしまい、悲しかった。(小5)
・ お手伝いをしたのにやり方が違うと言われて、初めから全部やり直しさせられた。遊ぶ時間がなくなってしまった。(小5)
・ せっかくやったのに、気づいてもらえなかった時は嫌だった。(小5)
・ 頼まれたからやったのに、やり直されたことがあった。自分ではちゃんとやったつもりだったのに…。(中2)
・ テスト勉強中に手伝えと言ってきた。宿題などで忙しいのに、自分の時間が削られるのが嫌だ。(中2)
特に、「嫌だった・悲しかったこと」は、親として「はっ」とさせられたところはなかったでしょうか。気持ちよくお手伝いをしてもらうには、ポイントがあるようです。
そのポイントは、また、明日以降に…。