2017.11.18 学芸会を終えて
- 公開日
- 2017/11/18
- 更新日
- 2017/11/18
校長室から
本日は、公私ともにお忙しい中、また、足下の悪い中、多くのご来賓・地域・保護者のみなさまに、本校学芸会にお越しいただき、ありがとうございました。
運動会が終わり、程なくしてから、学芸会の練習が始まりました。授業の合間を縫っての準備や練習は、質を追求するには、なかなか厳しいところがありましたが、どの学年も、全力で、先生方も古北っ子も練習に取り組み、本日を迎えることができました。
今日は、どの学年も、その学年らしいパフォーマンスを発揮してくれました。
会場を後にされる多くの方より「よかったですよ」と言っていただけるのが、何よりもうれしく思いました。先生方や、古北っ子に頭が下がるばかりです。
さて、劇作家である、レッシング(ドイツ 1729〜1781)は「自分の経験は、どんなに小さくても、百万の他人のした経験よりも価値のある財産である」と言っています。
まさに、今回の学芸会の練習を通して、表現が得意な子も、そうでない子も、自分が表現することで、その経験はきっとプラスになると思いますし、みんなで一つのものを創り上げ、大きく温かい拍手をいただくという経験は、何よりも大きな財産になると思います。
また、楽しいこと、うれしいことばかりでなく、つらいこと、いやなことなど、様々なこともあったかと思います。しかし、成功体験だけでなく、失敗や挫折などを経験しながら人は「成長」という「財産」を蓄えていくと思います。
ご家庭では、今日の学芸会に至るまでの、全ての経験を受け止めていただいて、次のステップにつなげていただければ幸いです。きっと、今回の学芸会を通して、数々の財産を得たはずです。
今日のコミュニティ・スクールの「イメージ動画」にも「人は、人を浴びて育つ」「共育」などのメッセージが盛り込まれていました。
今後の、学校と家庭と地域と手を取り合いながら、様々な経験を通して、古北っ子のさらなる成長を願いたいと思います。
引き続き、本校の教育活動に、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。