学校日記

2017.11.21 消防署との連携した安全指導

公開日
2017/11/21
更新日
2017/11/21

校長室から

昨日「こきたしょう パトロールたい たんじょう」と題して、1年生が、消防署と連携をして、安全指導を行いました。校内の様々な箇所について、危険はないか振り返り、どうすると安全かを互いに見つけ、共有するものです。
 
これは、今年度、全学年が発達段階に応じた内容で、今後計画的に行うもので、消防署員の方にご指導いただきながら、事故やケガを未然に防いだり、もしもの場合に備えた実践を覚えたりする授業の一環です。

活動は、以下のように、計画されています。



・1・2年(11月実施):こきたしょう パトロールたい たんじょう(安全に過ごす方法について考える)
・3年(1月実施):自分で自分のいのちを守るために
・4年(1月実施):もしものときの119番通報
・5年(12月実施):けがの手当
・6年(12月実施):心臓マッサージ&AEDを学ぶ


上記のように、高学年になると、一昔前では考えられなかった、小学校で「119番の通報の仕方」「心臓マッサージ&AEDの使用法」を学ぶ時代になってきました。

そんな中、1年生の授業後に、消防署の方とお話をさせていただくと「こうして、心臓マッサージやAEDの操作方法を学ぶ人が増えてきたおかげで、救える命がわずかずつではあるものの確実に増えてきている」ということを聞くことができました。

特に、心臓マッサージやAEDについては、救急隊員が救急車で駆けつけるまでに、市民の手で行うことにより、生存率がグンと上がるということで、優秀な救急隊員がどれだけいても、市民の力に頼るところは大きいとのことでした。

現在、中学校でも保健の授業で、同様な内容を学習しています。
古北っ子には、こうした学習を通して、まず、自分の身を守り、そして、可能な範囲で、人の命を守れるようになるといいです。そんな力がつくよう、今後も、経験や学習を重ねていければ、と思います。

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