2017.11.30 学校保健委員会
- 公開日
- 2017/11/30
- 更新日
- 2017/11/30
校長室から
昨日は、今年度の第2回となる「学校保健委員会」を開催しました。
今回の学校保健委員会は、児童3・4年生、保護者、教師を対象にしたもので、「もうすぐ10歳になるきみへ! 〜いのちの授業をとおして〜」と題し、NPO法人「エフ・フィールド」より、お二人の講師にお越しいただき、お話をしていただきました。
昨日の内容は、すでに、本校HPの対象学年の記事で掲載をしているので、ここでは割愛をさせていただきますが、どれも印象に残るものばかりで、児童にとっても、大人にとっても、有意義なひとときとなりました。
さて、この「学校保健委員会」ですが、法的には、昭和33年に、当時の文部省体育局長の通達に、「学校保健計画に規定すべき事項」として位置付けられています。
その後、昭和47年の保健体育審議会答申では、「学校や地域の実情に応じて、校長、保健主事、養護教諭、体育主任、安全主任、学校給食主任、保健教育担当教員その他の一般教員および学校医、学校歯科医、学校薬剤師などの学校側の代表並びに家庭、保健所、その他地域の保健関係機関などの代表をもって組織するとともに、年間を通じて計画的に開催し、学校内の協力体制はもとより、家庭や地域社会との協力関係を確立して地域保健との密接な連携を図ることが必要である」と提言されています。
さらには、平成20年の中央教育審議会答申では、「学校保健委員会は、学校における健康に関する課題を研究協議し、健康づくりを推進するための組織である。学校保健委員会は、校長、養護教諭・栄養教諭・学校栄養職員などの教職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、保護者代表、児童生徒、地域の保健関係機関の代表などを主な委員とし、保健主事が中心となって、運営することとされている。」と打ち出されており、現在の形に至っています。
よって、本校でも、その形に則って、「教職員、学校医、保護者、児童」が参加できる形で、「保健主事」が計画をし、実施しているものです。
ゲストを迎えての学校保健委員会は、児童向けに分かりやすい貴重なお話が聞けますし、学校医からは、専門家の見地から、貴重なお話が聞けます。
平日の午後の開催が多くはなりますが、ぜひ、ご都合の付く保護者の方は、今後もお誘い合わせのうえ、参加していただけると幸いです。
(※昨日の「エフ・フィールド」さんのHPはこちら)
■NPO法人「エフ・フィールド」