今日は、新年の挨拶に始まり、始業式式辞を話しました。
10分弱の式辞と、少し長めになりましたが、新年、3学期のスタートにふさわしく、しっかりとし態度で、臨んでくれました。2018年、3学期も期待できそうです。
そんな、今の古北っ子ですが、さらにワンランクアップしてもらうために、3学期の合言葉を「磨こう・磨きあおう」としました。
ぜひ、この3学期は、それぞれが磨きをかけて成長し、次の学校、学年に進んでいってほしいと思います。
以下をクリックしていただくと、式辞がご覧になれます。よろしければご覧ください。
2018年がスタートしました。新年のあいさつをしましょう。「新年おめでとうございます」「おめでとうございます」。
さて、今年の干支は何ですか。そうですね「戌年」ですね。どんな漢字か分かりますか?ちょっと難しい漢字ですが、干支の場合は、この漢字が書けると、カッコイイですよ。ぜひ覚えておいてください。
戌年は、「新しいものを生み出すのによい年」と言われています。ぜひ、皆さんは、今年、新しい何かにチャレンジするといいかもしれませんよ。
ところで、この人を知っていますか?そうですね。「星野仙一さん」です。中日ドラゴンズで14年間、ピッチャーで活躍すると、その後は、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東北楽天イーグルスの3チームで監督を務めた人です。
日本中には、たくさんの星野さんのファンがいましたが、残念ながら、1月4日の朝、お亡くなりになりました。
毎朝、ホームページに掲載される「心に留めておきたい言葉」ですが、今朝は、その星野さんの言葉を紹介しています。
「当たり前の事を当たり前にやるだけ。ただし本気で」というものです。
「当たり前」を大切にする古北っ子にピッタリなため、3学期のスタートにふさわしいと思い、紹介しています。
では、みんなが心がけてほしい「3学期の合言葉」を発表したいと思います。
1学期は、友達や自分の良さを「見つけよう」でした。2学期は、そんな良さを「高めよう」でした。3学期は、さらにその良さを「磨こう・磨きあおう」とします。
ルビーという宝石も、写真のように、最初はこんな石ですが、磨くことで、輝きを増します。3学期は、4月からスタートした一年間の締めくくりの学期です。皆さんは、自分を磨き、友達同士、互いに磨き合うことで、さらに輝きを増しながら、一年間を締めくくって欲しいのです。
それでは、なぜ磨くのでしょうか…。古知野北小学校は、144年も続いており、これまで、多くの人が卒業してきました。みなさんは、そんな長い歴史のある古知野北小学校の一員ですから、さらにこれからも古知野北小学校が素晴らしい学校となるためにも、古北小の良さを引き継いでいかなければなりません。ですから、磨くのです。
では、何を磨くのでしょうか…。まず「心」を磨きましょう。このときの「心」とは、「ABC」のことです。星野さんの言葉のように、「当たり前のこと」を、これまで以上にバカにしないで、ちゃんとしてほしいのです。
これまで、「あいさつをしましょう」と指導をされるときがありましたが、そんなレベルでは困ります。KSVのみなさんに、きちんとあいさつできていますか。自分を磨くためには、先生がそんな指導をしなくても、しっかりあいさつが響く学校にしましょう。
また、トイレのスリッパ、下駄箱の靴や傘、教室内の机、ぞうきんなど、きれいに揃えるのは当たり前です。校長先生が校内を回って、揃っていないと揃えることがありましたが、校長先生が回ったときに揃えることがないようにするというとても高いレベルです。皆さんには、揃っていないのを見つける目をもってほしいし、揃っていなかったら、揃えられるよう、磨きあってほしいと思います。
次に、「環境」を磨きましょう。校舎の中や外、教室・廊下など、学校をきれいに磨きましょう。
これまで、校長先生が、運動場や廊下・教室で、ゴミを見つけると、拾っていました。また、教室でも誰かの帽子が落ちていたり、プリントが落ちていると、そっと拾っておいたりすることがありました。きっと、そうしたモノやゴミが落ちているは、だれかが見ているはずです。しかし、それをそのままにしているレベルでは困ります。校長先生が拾わなくてもいいように、気づいたら拾えるよう、磨いてほしいのです。
そして、もちろん、掃除も静かに取り組み、学校の中をピカピカに磨いてください。
3学期はの合言葉は「磨こう・磨きあおう」です。ぜひ、古北小の一員として、胸を張れるよう、星野さんが言ったように、全力で取り組み、「心」と「環境」を磨いていきましょう。
6年生のみなさんは、今日や卒業式を入れて、ちょうど50日の登校となります。1年生から5年生は、52日です。一年間で一番日にちが少ない学期です。あっという間に終わってしまいます。1日1日を全力で磨いていきましょう。
3学期は、3年生に新しい友だちを迎えて、480人でスタートします。480人が、元気に卒業式や終了を迎えられることを願っています。
以上で、3学期始業式の式辞とします。