2018.1.10 日課の変更の試行スタート
- 公開日
- 2018/01/10
- 更新日
- 2018/01/10
校長室から
今日から、授業が本格的に始まります。と同時に、この3学期より、日課表を変更し、次年度からの正式な日課表改訂に向けて、動き出しました。
これは、次年度から、英語の授業時数増加に伴う日課の変更を試行するものです(参照:2017.12.15 日課の変更←クリック)。
給食後に15分の授業時間を組み込み、週に3回行うことで「45分」になるため、1時間の授業時数に計上します。
早速、今日は、1時間目のスタートが5分早く始まりました。長放課も5分短くなっています。
1時間目の授業などは、時計に目をやり「まだ10分ある…いや、もう5分しかない!」となったもので、慣れるのに、しばらく時間がかかりそうです。
また、長放課を終えて、高学年の児童に「どう?短く感じる?」と尋ねると「うーん、あまり感じません」という反応と「短いです!」という力強い反応が…。
実は、時間を5分削ったものの、これまでより、教室に入ることを知らせる音楽をならすタイミングを2分遅くし、その3分前に流していた委員会からのメッセージをなくしたりすることで(これまで、音楽が流れる前のこのメッセージが流れると教室へ移動していた)、休み時間に変更がない「からくり」にしました。ということで、「うーん、あまり…」という児童には、「委員会のメッセージが無くなったでしょ」と伝えると「あ、そうか!」と。体内時計がしっかりしている児童です(笑)。「短いです」と感じる児童がいたので、安心して休み時間を楽しめるよう、また説明をきちんとしたいと思いました。
なお、低学年の学級によっては、大きく変更した給食前後の時間の流れを、写真のような「見える化」し、分かりやすくしています。何も言わなくても、担任がこうしたちょっとした工夫をしてくれることに、頭が下がります。
さてこの実践ですが、今年度は年度途中であるため、下校時間を変更していません。よって、1日の日課が、ややタイトなスケジュールになっています。この3学期、試行をしてみて、あまりにも日課が窮屈だと感じた場合は、4月から、下校時間を5分遅くすることも検討しています。家庭の動きや学童、KSVの方々にも少なからず影響があるかもしれませんので、変更が決まるようなことがあれば、なるべく早めにお伝えしたいと思います。
児童の動き、私たち教職員の動き、活動内容等、様々なことを検証し、4月からの正式な変更につなげたいと思います。よろしくお願いいたします。