学校日記

2018.2.4 思春期ケーススタディ その1

公開日
2018/02/04
更新日
2018/02/04

校長室から

「子とともに ゆう&ゆう2月号」の特集は「思春期ケーススタディ」というもの。思春期の子育て体験記から、親子で乗り越えるポイントを見つけるための特集が組まれています。

特集の中に、「思春期を乗り越えよう!」というコーナーがあり、思春期の子どもと向き合うヒントになる保護者の声が掲載されていたので、ここに引用・掲載させていただきます。
ここでは、「イライラしている・反抗的な態度をとる」子どもたちに対しての接するポイントの声です。



・「しつこく言うのは直さなきゃいけないところだからしっかり考えて」と、生活面や態度については嫌われてもしっかりと言います。(小6男子保護者)
・うっかり言いすぎた時は反省し、子どもにも「今日は言いすぎてゴメンね」と素直に謝るようにしています。子どもに対しても親も誠実に、そして正直でありたいと考えています。(小6男子保護者)
・毎日言い合いになりますが、感情的にならないように気をつけ、親として伝えたいことがぶれないようにしています。(小6男子保護者)
・私がおどおどするとエスカレートするので、毅然として叱るようにしている。(小6男子保護者)
・ユーモアを大切にしている。会話をする際、ストレートなものの言い方ではなく、受け入れやすい言葉を選んで話す。(小6男子保護者)
・言いたいことを全て聞き、その後、親の気持ちを言う。(小6女子保護者)
・行動を注意する時、理由を言うようにしている。(小6女子保護者)
・イライラしている時はいくら声をかけてもダメなので、落ち着いてから話を聞く。(全保護者)
・父母で同時に怒ることはせず、どちらかがフォロー役に回るようにしている。(全保護者)
・小さなことでも共感する。(全保護者)
・がんばった時は、しっかり褒める。(全保護者)


思春期でない、小さなお子様を叱ったり、指導したりする時にも有効なものがたくさんあるように思います。また、「うちはまだ小さいから…」なんて言っていると、あっという間に大きくなります。上記のようなポイントを心得ておくといいかもしれませんね。

次回は「話をしてくれない時には…」に対しての接するポイントの声を紹介したいと思います。