2018.2.21 薬物乱用防止教室
- 公開日
- 2018/02/21
- 更新日
- 2018/02/21
校長室から
昨日は、第3回学校保健委員会として、6年生の児童と保護者の方で「薬物乱用防止教室」を開催しました。
愛知県警察より、「キャラバンカー」とともに警察官にお越しいただき、講話をしていただいた後に、「断り方」のロールプレイングを行い、DVDの視聴をし、キャラバンカーの見学を行いました。
保護者の方からは「私たちの時代には、こんなことは、中学校でも開催しなかった」とおっしゃっていましたが、まさにその通りで、10〜20年前から、どの中学校でも開催するようになり、10年くらい前から、どの小学校でも開催するようになってきました。
というのも、薬物と言えば、「覚醒剤」「大麻」「LSD」などの小学生とは無縁に思えるようなイメージがありますが、昨今は、「小学生や中学生が手を出す」というショッキングなニュースも聞かれるようになり、決して無縁ではない時代になってきています。
また、未成年で摂取の禁じられているアルコールやタバコも、10代の児童・生徒にとっては、そんな薬物の一つとしてあげられ、法的に許された年齢まで手を出さないということをきちんと確認する必要があるのも一つの理由です。
特に、携帯電話やスマホの普及も低年齢化をたどり、SNSなどで、見ず知らずの人と簡単に繋がる時代となった今、リスクは随分と高くなったと言えるでしょう。
「断り方」のロールプレイングでは、「お酒を飲まないか」「タバコを吸わないか」「やせられる薬があるよ」という言葉巧みな誘いに対して、代表児童が、どう断るかということを実演しました。警察官から、その断り方に対して「完璧」「まあまあ」「もう少し」などのジャッジをしてもらいました。
どの児童も、「完璧」「まあまあ」の評価をいただくことができましたが、きっぱり断ることが大切であることを再確認しました。
場合によっては命に関わったり、大切な家族や友人を失いかねないのが薬物の恐ろしさです。各家庭でも、何かの機会に、そんなお話をしていただければ幸いです。