2018.2.27 タグラグビー
- 公開日
- 2018/02/27
- 更新日
- 2018/02/27
校長室から
寒くなるこの時期の体育の授業は、運動量が多い方が、体が温まります。
ということで、現在行われているのは、サッカーやラグラグビー。
「タグラグビー」と言うと、聞き慣れない保護者の方もいると思います。ましてや「ラグビー」たるものが、体育の授業で行われたことがない保護者の方がほとんどでしょう。
この「タグラグビー」ですが、タックルをする代わりに、腰に付けた「タグ」を捕ると、パスを出さなければならない、「身体接触のないラグビー」です。
タグを捕られないように、巧みなステップで相手をかわしながら駆け抜ける動きは、「鬼ごっこ」の要素があるのが大きな特徴です。そして、バスケットボールやサッカーのように「パス」はありますが、ドリブルやシュートなどがないシンプルな動きは、球技が得意でない児童でも楽しめる競技特性があります。
また、ラグビーを習っている児童が、この地域では、まず「0」であることから、サッカーや野球、バスケットボール、バレーボールなどのクラブチームが盛んな球技と比べ、力に差が無く、だれもが初心者でスタートできる競技です。そんなところも、楽しめる競技特性の一つであるでしょう。
しかしながら、ラグビーと言えば、「スクールウォーズ」世代(40〜50代以上)であれば、ある程度の人気がある競技ですが、若年層になるに従って、認知度も低くなっています。
そんな中、2015年のイングランドで行われた、ラグビーワールドカップでは、五郎丸選手らの活躍により、強豪の南アフリカ共和国に勝利を収めるなどし、予選リーグで3勝をあげたのは、記憶に新しいところです。これを機会に、再び、認知度が上がってきました。
2019年には、ラグビーワールドカップが日本で行われます。愛知県でも、豊田スタジアムで開催されることが決定しています。この地方でも盛り上がりを見せることでしょう。
そういう意味でも、こうしてラグビーに触れる機会があることは、いいことだと思います。
ぜひ、タグラグビーで、「ラグビー」の楽しさの一端を体感してほしいと思います。