2018.3.1 ネットの使用時間は…
- 公開日
- 2018/03/01
- 更新日
- 2018/03/01
校長室から
2月28日付中日新聞に、「小中高生 ネットに1日2時間半 全体の利用時間増」の見出しの記事が掲載されていました。
これは、2017年度の青少年のインターネット利用環境に関する実態長の結果ですが、2016年度と比較して、「小中高」共に、利用率・利用時間が少しずつ増加した、というものです。
概要は、「調査結果(速報)」で知ることができますが、インターネット利用は、高校生に関しては、ほぼ100%で推移する頭打ちの中、小中学生が年々、値を増やしつつあります。
中でも、スマートフォンの所持が増えつつあり、「コミュニケーションツール」「動画視聴」「ゲーム」などの利用内容が年々増えつつあるということです。
便利なツールであり、使用そのものを否定するつもりは何らありません。今では、辞書の代わりや、「問題の解法」を動画で確認するような時代です(参照:2017.2.7 中高生の約9割が…←クリック)。
しかし、本HPで、度々話題にしているのは、「メリハリのある使用である」「依存症にならない」「人に迷惑をかけない」などのルールを守ってほしいということです。
その上で、有効に活用するのであれば、「知識の獲得」「時短術」「人とのつながり(ネットワーク)の拡大」につながるなど、様々なメリットがあります。
先日、本校でも、「LINEを送ったのに返信もないし、既読にならない。どうして!?」と友人に詰め寄ると言う事案がありました。送られた側のその家庭では、「21時以降は使用しない」というルールをきちんと守っているが故に返信はもちろん、既読にならないのです。友人は困っていたと言います。にも関わらず、そうした使い方をしている友人が責められるというのは、いかがなものかと、思うのでした。逆に送信していた側の家庭のルールはどうなっているのか…と、気になるところです。
古北っ子には、もし、使用する環境であるのであれば、人間関係を崩したり、生活のリズムに悪影響を及ぼさない使い方をしたりすることを願うところです。ぜひ、家庭でのルールについて、再確認をしていただければ幸いです。
(※関連サイトはこちら↓)
■平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)平成30年2月 内閣府(PDFファイル)
(※画像は、2/28付中日新聞の記事です)