2018.3.23 修了式式辞
- 公開日
- 2018/03/23
- 更新日
- 2018/03/23
校長室から
今日は、修了式です。式辞では、以下のような話をしました。
ただ今は、みなさんに、「修了証」を授与しました。
このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。
これは、「終わりました」という意味ではなく、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」という意味になります。
4月からの一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。
4月からの1年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組んできました。多くのことを勉強し、そして、心も体も、随分と成長してきました。
今日で、今年度は終わりですが、「終わりは始まり」と言って、すでに、次の学年に向けてスタートをしなければなりません。
それでは、ここで、そんな4月からの新しい学年で、ワンランク上の人になるために、どんなことをするとよいか、確認をしていきましょう。
まず、この一年間を振り返りましょう。
「ABCを大切に」できましたか?今年も、一年間、多くの古北っ子が「ABC」を大切にしてくれました。写真をみてください。
中には、こんな人もいました。一人で靴を脱いでも、きちんと靴をそろえることができている人です。
「ABCを大切に」できている人は、一人の時も、きちんとできているのです。
もう一つ、振り返りましょう。
「自分がされていやなことを人にしない」できましたか?多くの人ができていますが、きっと、「自分がされていやなことを人にしない」人は、「自分がされてうれしいことをしている」と思います。
そこで、まとめです。
4月からワンランクアップするために、
「誰も見ていなくてもABCを大切にしよう」
「自分がされてうれしいことを人にしよう」
を心がけてほしいと思います。もし、できていない人は、4月からスタートするためには、今日から、春休みの間に、心がけることが大切だと思います。
どんなことも、「コツコツ」と取り組むことで、自分の心が変わっていくことと思います。
ぜひ、この春休みから、大切にしてください。
写真は、今朝撮った校内の桜です。これからどんどん咲いていくでしょう。
寒い冬に、じっとエネルギーを蓄えて、この春に一気に花を開きます。
みなさんも、桜のように、これまで蓄えてきたエネルギーを、4月に思いっきり開いてください。
それでは、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、怪しい人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、今年度の締めくくりの修了式の式辞とします。