学校日記

2018.3.26 小1死者数 小6の8倍

公開日
2018/03/26
更新日
2018/03/26

校長室から

昨年のこの時期、本HPにて、「交通事故で死傷した人の年齢は、7歳が最も多かった」という記事を掲載し、交通ルールの遵守、ヘルメットの着用の大切さを説いたところです(参照:2017.3.25 登下校の7歳 事故に注意 ←クリック)。

すると、昨年度と同じタイミングで、見出しのような記事が、3/22(木)付の中日新聞夕刊に掲載されていました。

記事には、「小1の死傷者数は7,461人で、小6の2,085人の3倍以上」「死者数に限ると差はさらに広がり、小6の4人に対して小1は32人と8倍になった」とあります。

また、小学生の事故は、5月が最多であり、事故の発生状況は、登校中「14.5%」、下校中「20.8%」と、登下校だけで、「35%」を超えています。

また、中高生になると、携帯電話を使用中の自転車事故が約300件あることから、携帯電話の所持が低年齢化するにつれ、小学生のこうした問題も、もしかしたら、今後増えていくことが考えられます。

暖かくなり、日が長くなり、外遊びの時間が長くなることと思います。
また、新学期になると、新しい友だちができ、これまでとは違った行動エリアとなると、慣れない道を使用することもあるでしょう。
また、4月に比べ、5月は、緊張感も緩みつつあるでしょう…。
上記のようなことを考えると、交通事故に遭うリスクは高くなります。

ぜひ、この時期、ご家庭で、信号のない大通りを横断しない、一時停止を遵守するなどの、交通ルールについて再確認をしていただき、ヘルメットを着用させ、行き先を確認するなどもしていただければ、と思います。よろしくお願いします。

(※写真は中日新聞の記事を掲載しています)

  • 1914054.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60385906?tm=20250203120257