学校日記

『叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!』

公開日
2018/12/27
更新日
2018/12/31

家庭で育つ

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https://konan.schoolweb.ne.jp/2310019/blog_img/60435555?tm=20250203120257

保護者に役立つ本を紹介しています。

今回は、『叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!』
著者は、私も数回話を聞いた岸見先生。

アドラーは、これまで何度も紹介してきましたが、フロイトから分かれて独自の個人心理学(アドラー心理学)を打ち立てたオーストリアの精神科医、心理学者です。目的心理学ともよばれます。
本校でも「クラス会議」をやっている学級がありますが、これはアドラー心理学の理論です。
小・中学校の教師が最も支持している技法が「勇気づけ」 。「褒める」とは違います。

アドラーは、子どもたちのさまざまな問題行動は、勇気をくじかれた状態と考えます。勇気づけにより、適切な行動の意欲が生まれ、適切な言動が生まれ、共同体とつながるようになるのです。

その具体例はこの本に書かれています。
また、私(校長)のブログでも詳しく解説しています。
一例です 勇気づけの学級づくり

目次です。
第1章 アドラーの子育て論—子どもの行動を理解しよう
第2章 アドラーの子育て論—子どもを叱らない
第3章 アドラーの子育て論—子どもをほめない
第4章 アドラーの子育て論—子どもを勇気づけよう
第5章 アドラーの子育て論—子どもの自立を助けよう
第6章 アドラーの子育て論—子どもとよい関係を築こう 

内容紹介です。
 なぜ叱っても同じことを繰り返すの?どうして自分からやってくれないの?他の子はできるのに、なぜうちの子はできないの?「勇気づけの子育て」で子どもと関われば子どもが変わる!!アドラー心理学の「勇気づけ」にもとづいて、子どもたちが自分で生きていく力を身につけるためには、日々どんな言葉をかけ、どんな関わり方をしていったらよいのかを明らかにする。

私の蔵書ですが、江南図書館にもあります。