学校日記

【校長日記】 これこそ生涯スポーツ!

公開日
2015/05/17
更新日
2015/05/17

校長日記

 昨日は、布袋小校区のコミュニティスポーツ祭でした。
 スタッフの皆様、お疲れさまでした。
 この欄でも、生涯スポーツについてお話ししました。
 
 本日、滋賀県長浜市浅井地区の第35回奥びわ湖健康マラソンに参加しました。

 世はマラソンブームですが、珍しく手作り感たっぷりの大会です。
1 ICチップなし。順位は「○○○番台」と表示
2 ラストスパート なし(道幅が狭く危険なため)
3 完走証は手書き。タイムは自己申告。
4 折り返し地点でも、往復道路の間にコーン等はなし。(ショートカット使用と思えばできる)
5 地元の中学生が全員でボランティア
6 制限タイムはなし?

 こういう大会もありだと思います。
 一つずつコメントします。

1 以前はない大会が多かったと思います。

2 これは衝撃的。速く走るなという大会は珍しい。

3 これもいいですね。お年寄りの力を借りています。これこそ生涯学習です。

4 もちろん誰もごまかしません。生涯スポーツは他人との競争ではありません。ちょっと前の自分、ちょっと後の自分との競争なのです。
 生涯学習(生涯スポーツ)は個人内評価なのです

5 これもいい!
 中学生に、頑張る大人の姿を見せることはよいことです。今回ボランティアに参加したこの多くは、こうした大会に出るような気がします。そうでなくとも、生涯何か打ち込むものを見つけてくれる気がします。
 私は、毎回、「ありがとう」といって、水を受け取りました。

6 私が5キロ過ぎで、折り返した人(9キロほど)とすれ違いました。
  私が9キロ過ぎで、もうすぐ5キロの人とすれ違いました。
  折り返した人と、もうすぐ5キロの人のスピードは?
    
算数の問題ではありません。競技スポーツならまずあり得ません。
生涯スポーツだからこれでよいのです。
4で書きましたが、他人と比べるのではなく、過去の自分との闘いなのです。または、明日の自分のために走るのです。

 マラソン大会はまちづくり。
 多くの人が関わり、できる範囲のことを背伸びをしないでやっています。
 それに参加した子が、次に関わっていくのです。

 コースの9割以上が奥琵琶湖の湖畔。最高のロケーションです。
 気持ちのよい風に吹かれ、身も心も気持ちよくなりました。

 スタッフのみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。

 詳しく写真を紹介しています。ブログ「あなたも社楽人」