【校長日記】 北野天神社 筆まつり
- 公開日
- 2016/01/15
- 更新日
- 2016/01/15
校長日記
本日発行の尾北ホームニュースに、明日から始まる「筆まつり」が紹介されていました。
「筆まつり」は今年で52回目。
かつては、数多くの屋台が出て多くの人が集まる大きなお祭りでした。
私の実家からは、歩いて10分ほどと近いために、期間中は何度も通った思い出があります。
射撃、輪投げ、スマートボール・・・・。懐かしい思い出です。
さて、天神社は、ご存じのとおり天神信仰、すなわち、天神(雷神)に対する信仰のことをいいます。
その天神(雷神)は、菅原道真。
彼は、有力な大臣でありましたが、藤原時平によって大宰府へ左遷されてしまいます。
その時に詠んだ歌はあまりにも有名ですね。
東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな
さだまさしの名曲「飛梅」を思い出す保護者の方もみえるでしょう。
道真は失意のうちになくなりましたが、それ以後、疫病、日照り、天皇の皇子の相次ぐ病死など、不幸が立て続けに起きます。
極めつけは、清涼殿に雷が落ち、多くの死傷者が出たこと。
これらは、道真の祟りだと恐れられ、道真の怨霊が雷神と結びつけられるようになったのです。
今では、「学問の神様」として、受験生で賑わうようになりました。
道真にあやかり、字が上手になるようにと祈願する人も多くいます。
天候も良さそうなので、多くの人手が予想されます。
訪問レポートをお楽しみに・・・。