学校日記

【校長日記】 布袋中学校合唱コンクールへ行ってきました −2−

公開日
2016/12/03
更新日
2016/12/03

校長日記

布袋中学校合唱コンクールを紹介します。

前回書き忘れましたが、すばらしいのは環境です。
音楽をやっているものにとって、どこで演奏したというのはとても重要です。

これは合唱でも同じ。

大ホールのステージで歌うことが大切なのです。
二度とない子もいると思います。
それだけでもすばらしい!


3組「遠い日の歌」

合唱コンクールでは定番の曲で、パッヘルベル『カノン』をカバーしています。
「ルルル」「ランララ」をどう聴かせるかがポイントです。

他のクラスもそうでしたが、スピーチがすばらしい!
入退場や聴く態度も満点です。よく育っています。


3組さんはさすがにトップバッターで緊張したのでしょう。
1番はやや硬い感じがしました。
しかし音程はばっちりです。
男声のメロディのフレーズがやや重いのも緊張のせいでしょう。
指揮はとても上手です。

音楽は会場の空気で響きが変わります。
序盤はどうしても冷えて響きにくくなります。

しかしその中でよく頑張りました。

最後のハーモニーは完ぺきでした。
実に見事なハーモニーでした。


1組「COSMOS」

私の好きな曲です。

1組のメンバーも緊張していたのでしょう。
男声の声が今一つ溶けていません。
個人の声が聞こえるのです。

これまで何回か合唱の審査をしましたが、私の中でのポイントを荒っぽく言えば・・・

1 声が溶けているか
2 強弱、緩急がついているか

この2つでした。(荒っぽすぎてごめんなさい!)

これだけでもいろいろ含みます。ハーモニーは前者、表現力は後者です。
特に前者は、個人の声が目立ったはいけません。合唱は一人が頑張っても成立しないのです。だから合唱なのです。

1組も歌うにしたがってよくなってきました。
女声はもともと溶けていたのですが、男声も溶けてきました。

全体のパワーも出てきました。

あっという間に感じた合唱でした。