学校日記

東京大空襲の授業の感想 −5−

公開日
2016/12/25
更新日
2016/12/25

6年生

12月16日に6年生で行った東京大空襲の授業の感想文を紹介します。
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先生が言うように、教科書でたった一行で表していることを追体験してみると、とてもつらくて、とてもひどいことがよくわかります。死者10万人がどんな数なのか数字で見るとあまりわからないけど、写真で見るととっても多くてびっくりしました。すべてを焼き尽くす炎やとっても冷たい川の水。とても赤く見えたけど、本当はもっと赤く熱かったのだと思う。川の水もほんの少し手を入れただけでつらいのに、体をつけて何時間も耐えたなんて、とってもつらかっただろうなと思いました。このようなことをくり返さないためにも、戦争はセッタイしてはいけないと思いました。
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「教科書ではたった一行で表していること」
例えば、中学校の歴史の教科書では、「この戦争(第二次世界大戦)での死者は、全世界で5000万人を超えると推計され」(東京書籍P227)

ここには、おそらく亡くなっているだろう行方不明者は含まれていません。

数字にすると実感がわかないので、授業では10万人の写真を並べたら教室いっぱいになりました。

5000万人だとその500倍。今回の写真を並べると、布袋小の敷地が5つ分ぐらい必要になります。

実感でとらえる大切さがわかります。

先日、布袋地区でも28人が空襲で亡くなり、中学生が調べた調査結果を紹介しました。
当時の情報をご存じの方、ぜひ校長までお知らせください。
(このHPで紹介させていただく事があります。)
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