観劇会 2
- 公開日
- 2011/01/13
- 更新日
- 2011/01/12
その他
民話の世界に入り込んだユウスケはユウサクと一緒に旅をします。心優しいユウサクは途中で他者から願い事を三つ頼まれて快く引き受けるのですが、ユウスケは願い事が三つしか叶わないことを絵本から知っていてイライラします。「それでは自分の願い事はどうなるんだよ。」と。
ところで、二人の首にはいつの間にか特別な願い事パズルがぶら下がっています。自分のせいで行方不明になってしまったユウサクを必死に探すうちに、ユウスケの心は少しずつ変わっていきます。そしてその度にどこからかパズルのかけらが落ちてきて、ユウスケはだんだんパズルを埋めていくのです。ユウスケは、自分の心からの願いがユウサクのように思いやりと優しさをもった人間になることだと気付きます。
この劇からは、人としての優しさやおもいやりの心の大切さがじんわりと子どもたちの心に伝わったと思います。また心からの願いを見つけること、それを叶えるために努力することの大切さも感じてくれたかと思います。これらのことを今後の教育活動に生かしていくつもりです。
この観劇会は保護者の方々も希望して下されば、一緒に観賞していただけます。お子さんと同じ劇を見て感激を共有し、色々話し合う機会を持つのも楽しいのではないでしょうか。今回も少数でしたが参加して下さいました。来年度、またお待ちしています。