学校日記

防災を考える3

公開日
2013/06/14
更新日
2013/06/14

その他

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 明日は、いよいよファミリー学級です。こどもたちの学習の様子をぜひご覧ください。
また、教育講演会は、『東日本大震災から学ぶこと 〜親子で学ぶ防災〜』と題してお話を聞きます。ぜひ、ご参加をお願いいたします。
 明日に向けて紹介してきました被災地のこどもたちの作文の紹介は今日で最後になります。この作文は被災地のこどもたちの作文集『つなみ』に掲載されているものです。江南市の図書館にあります。さぞ、怖かったであろう、日々の生活に不安でいっぱいであろう、それでも、笑顔を取り戻し、けなげに生きている姿に感動します。布袋北小学校の子ども達にも同じ年頃の子が勇気をもって生きていることをぜひ、感じてほしいと思っています。

  「戦争の後みたい」
        宮城県名取市  6年生   工藤望路さん

 私は3月11日地震直前、学校の階段で友達と話していました。地震がくる前、地鳴りが聞こえ、私たちはすぐにその場にしゃがみこみました。地震が終わり、すぐに教室に走ってもどりました。すると、教頭先生が「かくせいき」をもって「10mの津波がくるとの情報が入りました。」と、放送していました。私たちは余震が続く中、体育館に行きました。体育館に行って、少したったとき、ふけいの人が「もう津波がきてる」と走ってきました。
 そして、私は弟をつれて急いで外に出て階段から3階にのぼりました。登っている途中私と弟は海をみました。みると、波が私たちよりも高くみえて、家や車が流されていくのがみえました。私はその時思わず、「キャー」とさけんでいました。急いで屋上にのぼり、町をみると戦争が終わった後みたいな姿をしていて、おどろきと悲しみでいっぱいでした。私の家族はみんな無事でしたが、家は流されてしまいました。
 でも、世界の人達が私たちを応援してくれているので、私たちもあきらめずにがんばっていこうとおもいます。