学校日記

平成25年度全国学力・学習状況調査の結果について

公開日
2013/12/10
更新日
2013/12/10

その他

 4月24日に全国学力・学習状況調査が6年生で行われました。内容は、
(1)国語A調査(知識)
(2)国語B調査(活用)
(3)算数A調査(知識)
(4)算数B調査(活用)
(5)児童質問紙調査(生活に関する調査)
の5種類です。
 6年生には、9月に個人結果、11月に状況調査の分析結果をお知らせしました。

1 生活に関する調査結果(児童質問調査紙調査結果より)
 人権の知識理解や人権感覚がよく身に付いているという結果が出ました。2年間の人権教育研究の成果の表れでもあると考えられます。一方、テレビやビデオ・DVDを視聴する時間が長く、一部ではありますが生活のリズムが乱れている児童がいるなどの課題も分かりました。また、「児童の地域行事への参加」については全国平均より3割上回っており、「保護者の方々の学校行事への参加」も多いという結果が出ました。このことから地域との連携の強さを感じます。また「学校が楽しい」「学校で友達と会うのは楽しい」と答えている児童の割合も高く、充実した学校生活が送れているようです。一方、年上や年下の友達と一緒に遊んだり勉強したりする割合が少ないということが分かりました。今後は学校でも、時間の使い方について指導したり、異学年の交流活動にも力を入れていきたいと思います。

2 教科に関する調査結果
(1) 国語
 すべての領域について、全国平均・愛知県平均に比べて正答率が高く、活用の力もよく身に付いています。ただし、「漢字を書く」「漢字を読む」等に関する設問の正答率がやや低く、言語事項について課題が見つかりました。
(2) 算数
 すべての領域について、全国平均・愛知県平均に比べて正答率が高く、活用の力もよく身に付いています。特に「一番安くなる理由を記述する」「表から比例の関係にない理由を記述する」等の設問の正答率が高く、数学的な考え方を必要とする問題がよくできていました。反面、単純な計算を間違える傾向も見られました。計算練習に繰り返し取り組みたいと思います。

 調査結果をもとに授業改善等に取り組みたいと思います。ご家庭でもご支援くださいますよう、お願い申し上げます。