終戦記念日
- 公開日
- 2014/08/15
- 更新日
- 2014/08/15
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今日は、69回目の終戦記念日です。新聞では、終戦記念日にちなんだ記事がたくさん掲載されています。戦争のむごく悲惨な体験をされ、平和の大切さ、命の尊さを語られる、戦争の語り部の方々が少なくなってきています。戦争の悲劇を知ることは、命を大切にし、今を感謝して、目的をもって生きることにつながっていきます。
写真の子どもは、広島に続き長崎に原爆が落とされたとき、その直後に現地入りした外国人のカメラマンが撮影したものです。亡くなった弟を火葬するのに順番待ちをしている時の姿だそうです。その兄もまだ幼い少年です。涙さえみせず、顔をあげ、一点を強くみつめ、指をまっすぐにのばして直立に立ちながら、大きな悲しみに必死で耐える姿に、涙がでます。心にどんな思いを抱えているのでしょうか。今では考えられないことです。
戦争を知らない世代も戦争のもたらす悲劇を知ることが大切ではないでしょうか。子ども向けにいろいろな本もでています。ぜひ、読んでみてください。