学校日記

朝礼

公開日
2013/07/01
更新日
2013/07/01

--- お知らせ ---

  • 919056.jpg
  • 919057.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310022/blog_img/60528630?tm=20250203120257

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310022/blog_img/60539216?tm=20250203120257

7月1日(月)

 セミの鳴き声が聞こえたり、クワガタ虫が見られたりするなど、夏の虫も活動を始め、夏が本格的に始まろうとしています。

 今日の朝礼では校長先生から節水・節電についてお話がありました。
 アフリカのナイジェリアのある村には、井戸が1つしかありません。皆さんは蛇口をひねれば簡単に水が出て、水を手に入れることができますが、この村では、手押しポンプで水を汲んでいます。それが壊れると、子どもたちは学校が休みになります。「えっ!?学校が休み?」と驚くことでしょう。でも、子どもたちは家で休むわけではありません。

 子どもたちは家族のために20kmも離れた水汲み場(大きい川や湖)まで頭に桶をのせながら歩きます。20kmを歩くということは、草井小学校からだいたい名古屋までを歩く距離です。どれくらい大変か想像できますね。

 しかも、その水は決してきれいな水というわけではありません。下痢や感染症に罹ったりすることもあります。その影響で、人口7000人の村で毎年40人もの子どもが亡くなっています。

 世界にはこのような水を手に入れたり、電気がなかったりする国があります。

 蛇口をひねれば簡単に手に入る水。
 スイッチを入れれば簡単に電気が付く。
 暑いと思えば冷蔵庫から冷たい飲み物を飲むことができる。

 皆さんがあたりまえに、そして簡単に手に入る水や電気は、無限ではありません。限りあるものを大切に使いましょう。