朝礼
- 公開日
- 2013/07/01
- 更新日
- 2013/07/01
--- お知らせ ---
7月1日(月)
セミの鳴き声が聞こえたり、クワガタ虫が見られたりするなど、夏の虫も活動を始め、夏が本格的に始まろうとしています。
今日の朝礼では校長先生から節水・節電についてお話がありました。
アフリカのナイジェリアのある村には、井戸が1つしかありません。皆さんは蛇口をひねれば簡単に水が出て、水を手に入れることができますが、この村では、手押しポンプで水を汲んでいます。それが壊れると、子どもたちは学校が休みになります。「えっ!?学校が休み?」と驚くことでしょう。でも、子どもたちは家で休むわけではありません。
子どもたちは家族のために20kmも離れた水汲み場(大きい川や湖)まで頭に桶をのせながら歩きます。20kmを歩くということは、草井小学校からだいたい名古屋までを歩く距離です。どれくらい大変か想像できますね。
しかも、その水は決してきれいな水というわけではありません。下痢や感染症に罹ったりすることもあります。その影響で、人口7000人の村で毎年40人もの子どもが亡くなっています。
世界にはこのような水を手に入れたり、電気がなかったりする国があります。
蛇口をひねれば簡単に手に入る水。
スイッチを入れれば簡単に電気が付く。
暑いと思えば冷蔵庫から冷たい飲み物を飲むことができる。
皆さんがあたりまえに、そして簡単に手に入る水や電気は、無限ではありません。限りあるものを大切に使いましょう。