学校日記

土日限定 雑学・豆知識シリーズ71

公開日
2016/12/10
更新日
2016/12/10

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【昔のミカン】

 冬の寒い日に、コタツで温まりながら温州ミカンを食べるのは日本の風物詩といってもいい。そのミカン、このごろはほとんどが種なしだが、その歴史は比較的新しく、一般に食べられるようになったのは明治時代以降のこと。江戸時代までは、種ありミカンが主流だったという。種なしミカンもあるにはあったのだが、あまり食べられなかったようだ。それは、種なしは子種がないと連想され、子どもが生まれないと嫌われていたからだ。昔のミカンが種ありだったのには、子孫繁栄の願いが込められていたのだ。