3年生 社会科「原爆投下の是非は?!」
- 公開日
- 2025/07/18
- 更新日
- 2025/07/18
3年生
社会の歴史まとめの授業として、ディベートを行いました。テーマは「太平洋戦争終結のため、原爆投下は正しかったか」。説得力をもたせるため、何時間もかけて、資料を集めたり作戦を考えたりしました。当日はどのクラスも白熱した議論を展開。日本人として、原爆投下を否定することが当然という空気の中、賛成側の主張に考えが揺らいでいる場面もありました。
今回、何よりよかったことは原爆を通して、全員が真剣に戦争と平和について向き合ったことです。当時の状況(過去)を冷静に見つめ、核兵器が1万発を超える世界の情勢は平和といえるのか(現在)、そして、これから私たちはどのように行動していけばいいのか(未来)。日本と世界の過去、現在、未来を中学3年生の今、真剣に考え、仲間と話し合ったことは貴重な経験となりました。ディベート後のまとめの授業では「温故知新」の言葉を紹介。戦争体験者が語る過去から学び、現在、未来の自分たちの考え、行動に生かしていく。
大切なものを得た、戦後80年の夏、社会科歴史の授業でした。夏休み中には、様々なテレビ番組の特集やドラマ、戦争映画が展開されます。受験勉強の合間に、ぜひ触れてみてください。また、20日(日)には参議院選挙が行われます。3年後には投票権を得る君たち。戦争と平和という観点で、選挙を見つめてみるとまた違った景色が見えるかもしれません。2学期に感想交流をしましょう!