まさか から かもしれない へ
- 公開日
- 2019/10/15
- 更新日
- 2019/10/15
校長メッセージ
10月15日(火)
おはようございます。台風が通り過ぎ、さわやかな秋の朝をむかえました。先週は、台風接近に伴い、学校でも様々な準備をしました。教室の窓には、ぞうきん(新聞紙)等を置き、雨が降り込まないようにすることや、風で飛ばされそうな危険があるものを、室内に運び込むなど、防災や減災につながる取組を行いました。今朝は、部活動の朝練習の前に、植木鉢等を元に戻す作業を多くの生徒が手伝ってくれました。ありがとう。
台風19号は、日本に大きな爪痕を残すこととなりました。台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、13日の夕方の時点で21河川の24か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。また、水が堤防を乗り越える「越水」による氾濫は、国や15の都県が管理するのべ142の河川で確認されました。被害に遭った方のテレビのインタビューでは、「まさか、あの川がきれるなんて」という言葉を耳にしました。
「まさか木曽川が…」という事態が起きるかもしれません。「まさか」ではなく、「起こるかもしれない」という思いにかえて、防災意識を高めていきたいです。被害に遭われた地域の方が、1日でも早く元気になり、生活の復旧ができることをお祈りいたします。