学校日記

一歩前進

公開日
2020/10/21
更新日
2020/10/21

校長メッセージ

 「仲間の優しさや温かさをすごく感じることができた最高の修学旅行でした。」帰りのバスで、そのような感想を自分の言葉で蕩々(とうとう)と述べてくれた生徒がいました。

 150人を 超える大人数で 三日間朝から夜まで一緒に生活を共にする生活は 多くあることではありません。 修学旅行実施が危ぶまれた時に、実行委員のみなさんが3年生の皆さんに呼びかけ、「みんなで共有の体験思い出作りをしたい」という願いを聞きました。 今日まさに 長い時間を終えてこの修学旅行が無事に達成できたことを本当に嬉しく思っています。

 スローガン の「 Special memories in Fuji 〜絆を深めて一歩前進〜」とありますが、そのスローガンを意識した修学旅行であったと思います。学級別活動、富士急ハイランド、ホテルの部屋での生活等様々な場面で絆を深めることができたと思います。

 「一歩前進」するためには 勇気と決断が必要となります 。この修学旅行を振り返ると、修学旅行を行うという一歩、東京へ行かないという一歩、山梨の修学旅行へ踏み出す一歩 。その一歩は、簡単に踏み出すことができない一歩でしたが、周りで応援や支援をしてくださる方々がたくさんいました。例えば、北部中学校の職員、近畿日本ツーリストの皆様、地域の皆様そして、1番に応援していただいているの、今日迎えに来てくださっている保護者の皆様であると思います。

 この修学旅行が、更に自分を高めていく一歩になったのではないでしょうか。これから更に一歩前進していくためには、「自分を支え、成長させてくださっている方に感謝する」ということです。笑顔いっぱいで思い出を語る姿と共に「ありがとうございました」という感謝の言葉をぜひ添えてほしいいものです。

 修学旅行のカウントダウンが終わり、中学校卒業というカウントダウンが始まります。笑顔と感謝する気持ちを大切に、更なる「一歩前進」を目指してください。