学校日記

男子バスケ部 合同練習会2回戦

公開日
2023/10/15
更新日
2023/10/15

部活動

 犬山中学校で合同練習会2回戦が行われました。相手は犬山南部中です。
 能力の高い選手が何人もいる強敵です。立ち上がり、相手のプレッシャーDFと成功率の高いシュートでいきなり離されます。なかなか波に乗りきれず、一時20点近く差をつけられてしまいます。それでも、1Qから2Qにかけて、こちらもオールコートでプレッシャーをかけると、相手のミスが重なり、10点差で前半を折り返します。迎えた3Qまずは点差を1ケタ台にしようと変わらず、粘りのDFを見せますが、ファウルが重なっていきます。両チームから退場者を出す激しい展開でしたが、地力の差が出てきて、じわりじわりと離されます。交代して入った選手も健闘を見せましたが、ダブルドリブルやトラベリングによるターンオーバーで相手に流れを持って行かれてしまいました。
 最後は全員出場することができましたが、完敗という結果になりました。
 試合後、ダブルキャプテンの口からは「これが今の自分たちの実力。冬、夏に勝てるチームになるために練習しましょう。」「多くの課題が見つかったから、それぞれがしっかり見つめ直して、練習しましょう。」下を向くのではなく、次へと目が向けられている姿勢に、気持ちを奮い立てさせられました。
 残念ながら、4大会続けていた先輩たちから受け取ったシード権は失われました。しかし、点差をつけられても、コートにいる全員が最後まで走り切った。ベンチにいる選手、1年生が声を枯らして応援し続けた。1年生が試合後、先輩たちの座っていたイスをきれいに並べ直していた。これらの姿は、先輩たちから受け継いだすばらしい姿勢です。応援したくなる、周りから愛されるチームになろう。前日に、激励のメッセージを伝えに来てくれた3年生にも胸を張って報告できる今日一日の姿でした。
 
 勝負がすべてではありません。バスケットを通して、部活動を通して、自分自身を成長させてほしい。例えば、審判のジャッジに納得がいかないときがあるかもしれない。自分はどのような態度を取るのでしょうか。やってしまったファウルを真摯に見つめ、次へと気持ちを切りかえて前を向くのか。ふてくされた態度でいつまでも引きずったプレーをするのか。審判、役員の先生方、会場校、相手校がいるから試合ができる。送り迎えをして、いつも応援してくれる家族がいるから、バスケットができる。自分たちだけではできない。バスケット、部活動を通して、人を、人生を学んでほしい。

 今大会に関わっているすべての方々へ、リスペクトと感謝を伝えさせていただきます。北部中の戦いは終わりましたが、大会はまだ続きます。今後の大会にも注目していきましょう。そして、急な送迎のお願いにも応えていただいた、保護者の皆様の応援、声援、支えに感謝いたします。ありがとうございます。バスケットを通して、人を育てたい。さあ、明日から練習しよう!1,2,3,TEAM!!