男子バスケ部 西尾張新人大会三回戦
- 公開日
- 2023/12/17
- 更新日
- 2023/12/17
部活動
西尾張大会3回戦が木曽川体育館で行われました。ベスト8をかけた戦いです。相手は海部地区1位の弥富中です。
試合開始。立ち上がりから先手を取り、ドライブ、速攻、パスランなど面白いように得点を重ねていきます。しかし、相手も海部1位の強豪校です。タイムを取ってからは落ち着いたプレーで点を返してきます。前半のオフェンスはほぼ互角。しかし、ディフェンスにいつもの粘り強さが出てきません。前半を3点ビハインドで折り返します。先週と比べたら、イージーミスやターンノーバーもぐっと減り、引き締まった展開で、勝負の後半へ。
相手の高さや個々の能力の高いプレーヤーがどんどん力を発揮してきます。しかし、こちらも前半にはあまり見られなかったプレッシャーチームDFで対抗。6点差で最終クオーターへ。ファウルトラブルもあり、点差が初めて2ケタに乗ったところで、オールコートプレスDFで連続得点。逆転の雰囲気が出てきました。しかし、実力のある選手たちがいる弥富の落ち着いたプレーに押し返され、最後は力尽きました。
試合後、プレー面の振り返りばかりしている選手たちに「自分たちのハートに足りないものは何か?」と問いかけました。「初めから最後まで強気にプレー」「もっと自信をつけていかなくてはいけない」「常に勝つつもりでやる」最後にキャプテンが気付いてくれました。「逆転されたり、リードされたりしたときに絶対に逆転してやる。あきらめずに、勝つという気持ちを全員が持たなくてはいけない!」
そうです、このチームに足りないのはそこです。「勝っているときに、いいプレーが出るのは当たり前。負けている苦しいときにこそ、泥臭くDFをする。声を張り上げる。笑顔で盛り上げる。これを選手27人全員ができたら、こんなに怖いチームはない。人生といっしょ。苦しいときにこそがんばるとチャンスを引き寄せられる!先生がみんなの心に火をつけるために、言葉で全身でぶつかっていくけど、最後に自分の心に火をつける、そのスイッチを押すのは自分。体育館に入ったら、エンジン全開炎の人間になる。うまいプレーをする前にそこからリスタートしよう。」と語りかけました。
来月の江南市民大会まで1か月を切りました。残りの2学期、気を引き締めて過ごし、冬休みには自分、自分たちの普段の生活を振り返ります。バスケットだけできる中学生ではいけません。授業や生活面、家庭・地域での振る舞いなど、トータルで「自分」です。まずは、そこを見つめ直して、バスケットをしよう。その先に、厳しい練習が待っています。もう次の乗り越えるべき壁は目の前に迫っています。
相手校、会場、役員、審判の先生方に感謝。バスを手配していただいた教頭先生。資源回収やアルミ缶紙パック回収など北中生全体の普段からの活動が君たちを会場まで届けてくれています。様々な方の支えでバスケットができます。
最後に、保護者の皆様の応援、支えに感謝いたします。おにぎりの準備や励ましの言葉、今日も多くの声援ありがとうございます。さあ、一皮も二皮も向けた炎の自分となるために、1,2,3,TEAM!!