危険!スズメバチに注意してください!
- 公開日
- 2016/09/12
- 更新日
- 2016/09/12
その他
11日岐阜県飛騨市の高原で開かれていたマラソン大会でランナー100人以上がキイロスズメバチに襲われ、刺されました。
なんとランナーたちがはしるコースの橋の下にハチの巣があり、走る震動でハチが飛び出して来たそうです。
ランナーにとっても、ハチにとっても、お互い災難であっと思います。
秋のこの時期は巣の拡張期で、巣に近づくと、ハチは巣を守るために外敵に攻撃を加えます。「警戒」→「威嚇」(カチカチ音)→「興奮」→「攻撃」の手順を踏みます。したがって、カチカチという音を聞いたら、そっと逃げてください。
万一、刺された場合は、特に、アナフィラキシー(全身症状)が疑われる時は、即時に病院へ行くことが必要です。救急車を呼ぶこともためらわないでください。
応急処置として、すぐに毒を絞り出し(口で吸い出さず、指でつねって絞り出す)、そして、良く水で洗って冷やす(毒の回りを遅くする)。さらには、抗ヒスタミン軟膏やステロイド剤、タンニン酸水を塗布することがいいです。アンモニアは効かないのでつけない方が良いです。市販薬の抗ヒスタミン剤を予め購入しておくと役に立ちますね。おしっこをかけると良いは全くの嘘ですよ。)
まずは危険だと感じたら、ハチに刺激を与えないことです。ハチにとっても、生死をかける攻撃なのです。お互いのエリアを越えないようにしましょう。