ボランティアの気持ちを育てよう!【終業式】
- 公開日
- 2018/07/20
- 更新日
- 2018/07/20
校長メッセージ
【校長講話】
今日で1学期が終わります。終わってみれば、あっという間の1学期でした。この間、毎日の学習はもちろんのこと、1年生には校外学習、2年生には自然教室、3年生には修学旅行などの思い出多い行事がたくさんありました。
そして、先週末からは、運動部夏の管内大会も始まりました。私もすべての会場を回り、選手のみなさんは、もちろんのこと、応援のみなさんのがんばりを見せてもらいました。39度を超す猛暑の中、北中生みんなが汗を流して頑張っていました。とてもうれしい気持ちになりました。明日からは、管内大会後半戦も始まります。引き続き、暑くなりますが、熱中症にならないように水分や塩分をしっかりとりながら頑張ってください。もし、体の調子が変だなと感じたら、遠慮なく顧問の先生に申し出でください。命を守ることが最優先です。
さて、この夏には大きな災害が続きました。大阪北部の震度6弱の地震では、小学校4年生の女の子がブロック塀の下敷きとなり、尊い命を亡くしました。また、西日本豪雨災害では、広島県や岡山県を中心に200名を超す方がなくなられました。
また、今月9日の夕方には、江南市北部にもゲリラ豪雨が襲いました。時間雨量40ミリ、雷も発生しました。1時間ほど雨が降り続いたために学校の前の用水はあふれ、道路は冠水しました。保護者の方の迎えが必要になるぐらいの大雨となりました。
いまや、地震・大雨などの災害はどこにでも起こりうると考えなければなりません。私たちは、万一に備え、普段から、助け合いの精神、ボランティアの気持ちを高めておく必要があると感じました。
現在、この猛暑の中、岡山県や広島県にはたくさんのボランティアの方が入り、水に濡れた荷物の運び出し、泥だしなどをして働いてみえます。断水が続き、自由に水が使えない中での作業です。被災された方にとっては、どれだけ助かるか分かりません。ボランティアのみなさんの気持ちがとてもありがたいです。
9月2日の日曜日には、本校でコミュニティー・スクール主催の避難所体験・防災学習を行います。改めて、防災について考え、この体育館が避難所となることを考えて、地域の方の顔と名前を覚え、地域の皆さんと協力して活動ができるようにしたいと考えています。中学生のみなさんは、いったん災害が起きたとき、大きな力になります。参加してくれる防災リーダーのみなさん、宜しくお願いします。
では、猛暑はしばらく続きますが、命を守ることを最優先して、部活動に取り組んでください。そして、出校日や2学期始業式に元気な顔を見せてください。