学校日記

「先生と生徒」から「大人と大人」へ

公開日
2014/05/04
更新日
2014/05/04

校長室から

昨日は、初任から6年間勤めた北部中学校時代の教え子達が、「地元の学校の校長先生になって、戻ってきてくれたから」と、集まってくれ、プチ同窓会を開きました。

連休前に決まった急な企画でしたが、「facebook」や「LINE」などのSNSが普及した時代ならではで、素早く連絡を取り合い、参加者を募ったとのこと。さすがです。
全員が地元に住んでいるわけではないのですが、「帰郷するから」「車で行ける距離だからいいよ」などと、様々な地に散らばっているかつての教え子達が集まりました。

お父さん・お母さんになった教え子達も多く、昔話に花が咲くと言うよりは、今の状況、子育てについて、仕事のこと、子どもが通う学校のことなど、ごく普通の大人の会話。
当時は、「先生と生徒」という関係だったのが、「大人と大人」になり、こちらが学ぶべき内容もいくつかありました。

18年前まで勤めた、慣れ親しんだ地に戻ってくることができてうれしく思っていましたが、こうしたネットワークがあることと、そのネットワークに混ぜてもらうことができることは、さらにありがたく、うれしいことでした。

これからも大人のつきあいを大切にし、教え子達が育ち、さらにその次の世代が育ちつつあるこの地域を大切にし、そして責任をもって学校づくりに励まねば、と改めて思ったひとときでした。