デジカメ&ケータイ
- 公開日
- 2014/05/29
- 更新日
- 2014/05/29
校長室から
この見出しは、何のことだか、おわかりいただけるでしょうか。
現代の修学旅行の「マストアイテム」のことです。
(ここでは、あえて携帯電話を「ケータイ」と表現します)
今や、修学旅行では、記録用に「デジカメ」を、班活動の緊急時用に「ケータイ」を持たせる時代になっています。
使い捨てカメラなどで、残り枚数を気にしながら撮影したり、緊急時に公衆電話を探して10円玉が無くなるのを気にしながら本部に連絡したりしたのは、一昔前の時代となりました。
今や「デジカメ」も「ケータイ」も、広く一般的に家庭に普及し、実際に家庭で子ども達自身が操作する機会も増えてきているため、学校行事での使用も自然な流れになっています。実際、子ども達は、難なく使いこなしています。時代は変わりましたね。
そんな時代だからこそ、大人は、それらの機器の使用法をきちんと指導していく必要があります。
各家庭では、おそらく「テレビ」「電子レンジ」「エアコン」など、家電の使い方のレクチャーをしたことがあることでしょう。「デジカメ」「ケータイ」も、同様に、その使い方をレクチャーしていることと思います。
大切なのは、「正しい使い方」「やってはいけないこと」もきちんと伝える必要があるということです。
上記の家電を例に挙げると、テレビであれば「必要以上にダラダラ見ない」、電子レンジであれば「アルミホイルはチンしない」、エアコンであれば「設定温度を極端に上げ下げしない」などの指導をしているはずです。
同様に、「デジカメ」「ケータイ」の「正しい使い方」「やってないけないこと」を押さえることも大切なことです。
現在、普通に使用するツールになりつつある「デジカメ」「ケータイ」ですが、世の中では様々な問題やトラブルも発生しています。車の交通事故や原発の事故のように「便利すぎるツール」は、誤った使い方をしたとき「リスクの大きなツール」になります。
おそらくこれから世の中、「テレビ」「エアコン」等の上記家電と同様に、使用せずに生きていくことは不可能に近いと思います。
子どもに使わせる以上、私たち大人は、正しい使い方を指導する必要がありますね。