ペアによる「学び合い」
- 公開日
- 2014/07/01
- 更新日
- 2014/07/01
校長室から
隣同士の児童がペアとなって、自分の考えを互いに伝え、自分の考えと照らし合わせる場面があります。
過去にも「「かかわり合い」は、まず「ペア」から」と題してその意味を紹介しましたが、
その「かかわり合い」が「学び合い」となり、新しい気づきがあったり、説明の仕方のうまさを学んだりし、子どもたち自ら「なるほど」と発見が生まれます。
写真上は、右の男の子が、自分のワークシートの図を指しながら、一生懸命に説明しています。自分の考えが伝わるように、工夫しながら説明します。
さらに、写真下のように、それらの説明に対し、隣の子のワークシートを指し、「なるほど、こういうことだね」「私はこう思うんだけど」とすると、お互いの考えの相違がはっきりし、論点もシャープになります。
こうして、互いの考えから「学び合い」ます。
教師一人が全体に対して一斉に話をするだけではなく、こうした児童同士の「学び合い」の場面を設定することで、確実に全員が授業に参加し、さらにそこから学ぶことが生まれます。
学校では、こうした場面を効果的に取り入れています。