魚魚(とと)あわせ
- 公開日
- 2014/07/21
- 更新日
- 2014/07/21
校長室から
ご覧になったことがある方もみえると思いますが、「魚魚(とと)あわせ」というカードゲームがあります。
原則魚偏の漢字を「偏(へん)」と「旁(つくり)」に分けたカードで、「絵合わせ」「かるた」「神経衰弱」「ババ抜き」などで遊ぶものです。
我が家が、最初にこのカードを見つけたのは、若狭湾に面する敦賀にある、お土産屋さん。
「これはおもしろそう!」と思い、購入すると、子どもたちは、楽しんで魚偏の漢字を覚えていきました。その後、国内を旅行し、海に近いサービスエリアなどに立ち寄ると、種類の違うカードがあることに気付きました。
我が家には、3つのカードセットがあるのですが、ネットで調べると、それぞれの地域によって、違うカードであることを知りました。ワンセットで32種類の漢字がある「魚魚(とと)あわせ」は、国内12箇所のエリア別となっており、そのパッケージによって、取り上げられている魚の種類は異なります。
カードは、職人がデザインしたであろう、千代紙で作られた魚の絵で彩られ、大げさかもしれませんが、芸術的な視点で見ることもできます。
子どもたちは、このカードをきっかけに、魚偏の漢字を覚え、いつしか、お寿司やさんのお品書きに並ぶ漢字や、湯飲みに書かれ漢字の数々の多くを読むことができるようになっていました。
「読めたからどうだ」ということはありませんが、何となく、楽しく漢字に接することができます。
この夏休み、海の近くにお出かけの際には、お土産屋さんで、チェックしてみてはいかがでしょうか。新しい世界が広がるかもしれませんよ。
(※写真は、魚魚工房HPにあるPDFのチラシです)
■魚魚工房
http://www.totokobo.com/