雨水貯留施設
- 公開日
- 2014/08/22
- 更新日
- 2014/08/22
校長室から
最近は、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる、短時間で想定を超える量の雨が降り、川の氾濫や、土砂崩れなど、大きな災害をもたらし、私たちを困らせることが多々あります。
そんな、突然の豪雨による急な川の増水を防ぐための工夫が、県下では、いくつか施されています。
実は、古知野北小学校の運動場にも、そのための施設があります。運動場の下に「雨水貯留施設」という、雨水を貯めるための大きな池(タンク)があるのです。
これは、市内を流れる青木川への急激な雨水の流出を防ぐために、一度、この池に貯め、雨が止んでから、青木川へ放流するためのものです。
中学校のように大きな運動場には、大きな池が作られていますが、古知野北小学校は、中学校に比べると、小さめのものです。と言っても、その量は「1500立方メートル」もありますから、ずいぶんなものです。およそ6〜7教室分の雨をためこんだ量になります。
その施設の説明が、運動場の南東にあるフェンス近くに、書かれています。
今日は、その施設の、雨水の吸排水を行うためのポンプが正常に作動するかどうかの点検にみえていました。大きな水の災害を防ぐためにも、大事な点検です。
「備えあれば憂いなし」ですが、全国各地で起きているような、急な豪雨は、勘弁願いたいものです。
広島では、豪雨による、とても大きな災害が発生し、胸が痛みます。亡くなった方に謹んで哀悼の意を表すると共に、一刻も早く、不明になっている方が見つかることを願うばかりです。