季節は秋へ
- 公開日
- 2014/08/24
- 更新日
- 2014/08/24
校長室から
昨日は、二十四節気の「処暑」。厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、山間部では早朝に白い露が降り始め、秋の気配を感じる頃になります。
今朝は、そんな時季がぴったりなとても涼しい朝となりました。蒸し暑い日が続いていたので、久しぶりのさわやかな朝でした。そんな朝にランニングをすればよかったのですが、今日は、雨の合間を縫った17時前後に走りました。
すると、朝の涼しさはどこへやら。蒸し暑く、汗もまとわりつくような感じの汗です。
しかし、かすかな風を肌で感じながら走っていると、赤とんぼが飛んでいきます。そして、五条川沿いの桜の木に留まる蝉の鳴き声も、「ヒグラシ」や「ツクツクボウシ」の鳴き声が聞こえ、また、草むらからも秋の虫の鳴き声が聞こえるなど、晩夏であることを感じます。
そんな様々な虫の音とあわせて、青々とした成長した稲穂が風にゆらぎ、そこから漂う香りと、畑からのネギの香りが、幼い頃、夏休みに夕方遅くまで遊んでいた頃に嗅いだ「昭和の自然の香り」を思い起こさせます(分かる人には分かるのでは(笑))。
雨が続き、蒸し暑く、まったくすっきりしない天気が続きますが、やはり、季節は秋に向かっているようです。
車に乗っていたり、室内にいたりしては分からない秋の訪れを、肌で感じることができた今夕でした。