学校日記

2014.9.8 中秋の名月

公開日
2014/09/08
更新日
2014/09/08

校長室から

今日は、「中秋の名月」。「十五夜」とも呼ばれ、旧暦8月15日に見える月を意味します。旧暦で秋は7〜9月となっており、その真中の日が旧暦の8月15日になるため「中秋」と呼ばれます(旧暦は、平年では354日程度、最大で384日あったことから、該当する月日の幅が広くなります)。
秋は、最も空が澄みわたり、月が明るく美しく見えることから、「平安時代」の頃から観月の風習があります。随分昔からの風習に驚きます。

ちなみに、十五夜の日は満月の日に近い日ではありますが、必ずしも満月になるわけではありません。
2011〜2013年は満月の年でしたが、今年から2020年までの7年間は完全な満月ではなく、ほんの少しだけ欠けた名月の年になります。次に満月を見ることができるのは、2021年になります。

しかし、十五夜の翌日の9月9日は、8月に続き、「スーパームーン」を見ることができます。8月は、台風の影響で雲が多く、雲の切れ間から見えるか見えないか・・・というものでしたから、今回は期待できそうです。
天気予報を見ても、9月9日は天気がよさそうです。但し、最も大きく見えるのは「午前10時38分」ということなので、その前後の8日、9日の夜の月を見るのがいいかもしれません。9日の月の出時刻は「17時56分」ですから、18時〜20時頃が最もいい月が見られそうです。

四季を感じ、自然現象にゆったり目を向けることができるのも、平和で安心・安全に暮らせる日本ならでは。ありがたいことです。

朝夕は、やや肌寒くなってきましたが、今晩、明晩とゆっくり月を見るのもいいかもしれませんね。