2014.10.4 赤い羽根共同募金
- 公開日
- 2014/10/04
- 更新日
- 2014/10/04
校長室から
今年も平成26年度共同募金運動が全国一斉に10月1日(水)から始まりました。この運動は、12月31日(水)まで続きます。
今日の午後は、江南市社会福祉協議会の活動として、市内のスーパーで街頭募金活動に参加してきました。
買い物に来た人が、私たちに気付くと、すぐに小銭を用意して「ご苦労様」と言いながら募金してくれる人。お店から出てくると、釣り銭を「少しですが・・・」と言いながら、募金をしてくれる人。小さな子が「どうぞ」と言いながら募金してくれるなど、多くの人に協力していただきました。本当にありがたいことです。
世の中には、体の不自由な人や高齢者など、手助けを必要とする人々が暮らしています。赤い羽根共同募金は、支援を必要とする人々のための募金です。
例えば、盲導犬を育てる費用として、約250万円かかります。車いすの購入には、10万円かかります。しかし、一人でも多くの人が、これらの活動に協力してもらうことで、それらの費用を補うことができます。
ところで、この募金は、集めたその都道府県内で使いみちが決められます。つまり、寄付した人々の地域で役立てられている募金です。
「高齢者」「障害児者」「児童・青少年」などの特定の人だけでなく「住民全般」にも対象にした事業の助成として活用されています。
平成25年度は、約165億円もの助成額が集まったそうですが、平成7年は、235億円もの助成額が集まったというのですからすごい額です。多くの人が、助けられたことでしょう。
この「赤い羽根」は、昔、ヨーロッパやアメリカで「善い行い」や「勇気」の象徴とされてきたことから、日本で現在まで用いられています。
今後、私たちが困ったときには、ひょっとしたら、これらの募金のお世話になることがあるかもしれません。古北っ子のみなさんも、自分でお金を稼ぐようになったら、「お互い様」の心で、額の大きさではなく、気持ち込めて募金活動に参加できるといいかもしれないですね。