2014.10.8 ネット依存?
- 公開日
- 2014/10/08
- 更新日
- 2014/10/08
校長室から
暴風警報が発表された6日(月)のこと。実は、台風18号に伴う暴風警報が解除された時間帯は、校内のコンピュータから、インターネットにアクセスできないという障害が発生していました。
朝から、「どうもアクセスしづらいな・・・」と思いながら、気象情報を確認したり、学校ホームページの記事の作成をしたりしていました。「多くの人が同じ情報を欲していれば、同じサイトにアクセスし、こうなることもあるだろう」くらいに思っていました。すると、9時頃から、全くネットにつながらなくなりました。「そんなにアクセスが集中しているの?」と半分疑問に思っていました。
すると、9時15分に、NHKのテロップで「暴風警報解除」と表示され、再度、ネットで確認しようとすると、誰もが「ダメです、つながりません」。近隣の学校に連絡すると、「問題なく閲覧できる」とのこと。「これはおかしい」と思い、管理会社に連絡を取ると、「原因が分かりませんが古北小のサーバーが不調のようです」との回答…。
「この状況で、それはないだろう・・・」と、ちょっと焦りました。緊急メールを配信するにも、ホームページに記事をあげるにも、ネットにつながってないとできないからです。
しかし、「解除」から20分後に緊急メールを配信し、25分後には、ホームページに記事を上げることができました。発信元は、「スマホ」です。学校のサーバーを経由せず、インターネットにアクセスできるツールである「スマホ」を用いて、早めに対応したおかげで、問い合わせも混乱もなく、子ども達を学校に迎えることができました。
もし、「緊急メール」や「ホームページ」が利用できず、情報を配信できていなかったら、電話が鳴り続き、どうなっていたかと冷や汗が出ます。
この日は、ネットで情報を確実にキャッチしたり、連絡が徹底できたりする「正」の面と、つながらなかったときに生じる焦りという「負」の面の両方を感じることができました。
これも、ある意味の「『依存』かな」と、ふと思いました。
教育界の業務も、随分とネットに依存しているのですね。