学校日記

2014.11.9 いびがわマラソンを終えて

公開日
2014/11/09
更新日
2014/11/09

校長室から

今日のいびがわマラソンは、なんとか2時間を切れました。アップダウンがある厳しいコースは、高橋尚子さんが開会式で「ここで出た記録のペースで、他のコースを走れば、5分はタイムを縮められます」と言われたほどで、過酷なコースにもかかわらず、とりあえず、最低目標ラインをクリアすることができほっとしています。

実は、首に痛みをかかえていたため、不安がありました。しかし、苦しいときに、なんとか頑張れたのは、やっぱり沿道の声援。

特に、このコースは、子どもたちの声援がとても多くあります。更衣室や沿道には、子どもたちのメッセージが並んでいます(写真左)。
幼稚園・保育園児、小中学生生徒などが、様々な所に列をなして、大きな声で声援をくれます。ハイタッチなどしようものなら、30人くらい連続でするのはざらで、そんな「団体」が連続することも(笑)。しかし、園児の「がんばれー!」という元気な声援は大きなパワーになりました。
また、中学生は、受付や記念品の交換などをし、給水ポイントではカップを差し出し、フィニッシュ地点では、フィニッシャーズタオルやドリンクなどを配布してくれるなど、大活躍でした。
さらに、中学・高校の吹奏楽部がファンファーレや演奏をしてくれ、とにかく子どもたちの活躍を至る所で見ることができました。

ここで走りながら思ったのは、江南市もこうした場があるといいなぁ、ということ。
現在、中学生は、市内の様々なイベントでボランティアをするようになりました。環境フェスタ、農業まつり、福祉まつり、国際交流フェスタなどなど…。その一部で、5・6年生であればできる仕事があるように思うのです。

4月の学力学習状況調査では、本校の児童は「地域行事への参加率」が、全国平均に比べて、圧倒的に高いことが分かりました。そんなところからも、行事に参加しつつも、自分たちで運営する楽しさを体験できれば、中学生に進学したとき、さらにボランティアも増えるというものです。いかがでしょうか…。
今日のマラソンでは、そんなアイデアが浮かびながらのランでした。

レースは、残りの距離が短くなると、「2時間切れるぞ!」「このままがんばれ!」と実に具体的な応援が多かったのも印象的でした。10位以内の入賞者に、地域ならではの名産品などが副賞として贈呈されていたのも(なんと、野菜の他に米一俵を贈呈!写真右)地域主催のマラソンならでは、です。
苦しくも、楽しいマラソンでした。

この後は、一宮や小牧で行われる10kmレースに出場し、犬山ハーフや、明智で行われるクロスカントリーにも出場を予定しています。「健康増進」のためであるため、これ以上、首を痛めないよう、気をつけたいと思います(笑)。